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香港の年末年始
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“光陰矢の如し”、“Time flies like an arrow” 時間の経過が如何に早いものかを表現する言い回しだが、日本語というか中国の古典での言い回しと、英語の表現が似ているは単なる偶然だろうか?それとも中国語での表現が先で、それを取り入れた欧米人が後から訳をつけたのか?定かではない。 いずれにしても、気が付くと香港で3度目の年越しを迎えている私。時間の経過を振り返り、そんなに時間が経ったのかと、あらためて感じ入った。 3度も年越しを迎えているので、香港の年末年始の雰囲気にもそろそろ慣れた頃かと思っているのだが、さすがに30年以上にわたって培われた私の中の日本人は、未だに香港のそれに違和感を覚えてしまう。 まず、12月が近づくと街のあちらこちらでクリスマスのイルミネーションが施され、華やかさが増してくる。これには違和感はない。日本も同じだ。 ただし、香港ではクリスマス(12月25日)が終わってもイルミネーションはなくならない。 お店によっては年明けまで、店員が赤白のサンタクロースの帽子を被っていたりする。 この辺が日本と違うところ。日本ではクリスマスの数日後にお正月が控えているため、クリスマスのイルミネーションは12月25日以降、まず見ることはない。すぐさまお正月の飾りに変わってしまう。 クリスマスの飾りを12月25日以降残しておくということは、ルーズな印象を与えかねない。 私は見たことがないのだが、“東京ディズニーランド”のクリスマスイルミネーションは一夜のうちに、お正月の飾りへと変えるらしい。人海戦術で行うのだろうが、見事と言う外ないらしい。 ここで気になるのは“香港ディズニーランド”。おそらくクリスマスの季節にはそれなりのイルミネーションを施していたと思われるが、12月25日以降は、どうなっているのだろうか?やはり街中と同様、年が明けてもクリスマスの飾りが残っているのだろうか?誰か、知っている人がいたら教えて欲しい。 年が明けてもクリスマスの飾りが残っている香港だが、カレンダー上の新年を祝わないのか、というとそうでもない。チムシャーツイや、銅鑼湾(コーズウェイベイ)のタイムズスクエア辺りでは毎年盛大なカウントダウンが行われる。 新年を迎えるイベントはそれなりにある。 でも日本のテレビ放送のように年末年始の特番はないし、おせち料理もない。 それらは、約一ヵ月後にやってくる旧正月までお預けである。 先に書いた、クリスマスイルミネーションも旧正月までの一ヶ月をかけてゆっくりとお正月飾りに変化していくわけだ。特にその境ははっきりしていない。 この辺のメリハリのなさが、違和感を覚える元のような気がする。 それにしてもアジア諸国で旧正月のお祝いをしないのは、日本くらいではないだろうか? 日本は太陽暦を取り入れた後、律儀にもそれまで旧暦でお祝いしていた日本(アジア)独自の新年のお祝いも太陽暦に合わせてしまい、その結果が、クリスマスの後、大急ぎで飾りを変えなければならないことになってしまったようだ。 日本も他のアジア諸国のように旧正月を残しておけば、私も香港の年越しに違和感を覚えることもなかったかも知れない。 しかし、仮にそうであったとしても、日本人はクリスマスの後の片付けはきっちりやるに違いない。(了) |
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